自宅の敷地の中で井戸を設置している家庭もありますが、家相の中で方位をチェックして問題ない場所かどうか判断することができます。
中には自宅の中に井戸があると運気が悪くなると思われる人もいるので、本当に家相上運気が上がるのかどうかしっかりとチェックするようにしましょう。
実際のところ井戸を掘ったり埋めたりする時には、時間をかけて対応する必要があります。注意しながら取り組んでいきましょう。
井戸と家相は関係ある?
自宅に井戸があるという家も多数あり、現在でも身近な存在として自宅にあるという声があります。
家相でみていくと、井戸や池はルールがあり吉凶の判断もつきやすくなっています。井戸の方位ではっきりと吉凶が分かるようにするポイントとして、家の中心より東や北西そして東南ならば吉相と言われています。
これまで吉相の方位に存在していた井戸を変えようとすると、時には凶相となってしまうことがあります。例えば住宅をリフォームなどを行って位置を変えると、凶方位へ変わっていくケースもあります。
例えば、吉相の東から北東へ変えた時には鬼門に該当します。ここでは単に変えるだけでなく、必ず神主を招きお祓いをしてもらう必要があります。埋井祭を行い、井戸を正確に邪気なく埋め戻す手続きを進めていきます。
これから井戸を掘りたいという人もいますが危険なのが方角です。鬼門や裏鬼門に該当してしまうと運気が乱れてしまいますので、必ず避けるようにしてください。
もしも既に井戸が掘られている状態になっている時に位置を変えたり埋める必要がある時は、すぐに対応すると運気が大幅に乱れてしまいます。必ず埋める時には神主によるお祓いを行って1年以上経過させる必要があります。
【家相】どの方位に井戸があるとOK?
吉の方位
井戸は制約が色々とあり、方位を決めていくのは難しいと言われています。家相において家の中心からチェックすると、東や東南、北西ならば吉となります。
大吉の方位
運気のいい方角の中で特に大吉と言われているのが東南や北西です。全体的な成長運であったり金運を高めていきます。
吉、大吉の方位でも避ける必要があるケースは?
家族の十二支に該当する方角もしくは正中線や四隅線で該当する場合、さらに他の方角は全て凶相という扱いとなります。もしも吉に該当する方角であっても、移動しなければならなくなります。
【家相】どの方位に井戸があるとNG?
埋める時にも色々なルールがあるので、家相でも慎重に考えなければならないポイントとなっています。
吉方位に該当する東や北西そして東南以外の方角は全て凶相となります。例えば北東となると金銭面で苦労してしまうこともあり運気を下げてしまいます。
もしも鬼門や裏鬼門に該当するようであれば、特に車庫や浄化槽などと同じく、区切り目としてフェンスなどで仕切りを作ったり埋め戻さなければなりません。
特に鬼門や裏鬼門に該当する方角であれば必ず変えなければ家相では運気を悪くしてしまいます。
とりわけ南西に位置する井戸については、腐敗もしくは湿気が発生する確率が高い方位として凶相になります。
適切な対処を行い井戸を埋没させることが重要です。建物が完工時期に入る時、計画を堅実に整えていくと特別な問題が発生しないでしょう。
井戸を埋める際にすべきことってある?
基本的に井戸は簡単に移動したいからと埋めてはいけません。井戸を埋める時にはお清めをしなければならず、当日には必ず神主に依頼して埋井祭を行う必要があります。
井戸を埋めていこうとする時には山土や砕石、砂利などを活用していきます。さらに今後埋めたところの地下にガスが溜まってしまうこともあるので、それを防がなければなりません。
そこで地下に届くほどの長さがある塩ビで作られたパイプを設置する必要があります。井戸を埋める時は最低でも1年以上の期間を見直す必要があります。家の建築も基本的にはできませんので、スケジュールを作る際には注意しなければなりません。
人が井戸の跡地を踏みつける行為も縁起が悪く、運気を維持するために周囲に植栽などを行うといいでしょう。なお枯れている時には、ゴミ捨て場と同じような扱いにするのはやめた方がいいでしょう。
井戸は扱い方を一つ問違えてしまうと大凶相へ繋がってしまうので、家相におけるマナーをしっかりと守るように勉強しておくといいでしょう。
まとめ
井戸は家相では吉方位に該当する方角はある程度定まっており、それ以外の方角は全て凶相となってしまいます。
時には埋めなければならない状況になってしまうこともありますが、場合によっては運気を大幅に乱すことがあります。
井戸を埋めたいと決めた時には必ずお祓いをするようにしてください。そして運気を維持した状態をキープできるように、時間をかけて井戸の跡地を綺麗にしておくようにしましょう。