家相を見ていく中で植木を設置したいと考えている人も少なくありませんが、運気を呼び込む植木の設置方法などを把握する必要があります。家相上吉凶もあるので、植木も単に設置するだけでは効果がないこともあります。
どのような植木が家相上運気を呼び込むことができるか、方角ごとに吉凶の判断を行う際の情報も把握するようにしましょう。
植木は家相上の吉凶がある?
基本的に植木は心身をリラックスしていく効果があると言われています。実際に森林へ行って木々の香りを感じるとイライラが徐々に収束していったり、眠気に急激にリラックスすることによって襲われることもあります。さらに深呼吸などで呼吸の仕方が変わってきたり、空気が普段よりも美味しいと感じることもあります。
家相において植木は昔から恩恵を人間は受けて生活を送っているので、切っても切れない関係と言っていいでしょう。
庭木を植えたり自宅の中に植木を設置すると、家相で見ても吉と考えたいところですが、実際のところ凶になってしまうこともあります。
その理由として、運気を呼び込むことができると言われている日光や風の流れについて、方向が変わったり遮ってしまう点が挙げられています。
家の中が暗くなってしまうと運気を乱すこともあるので、設置する際には注意しなければなりません。
【家相】吉の植木、凶の植木の特徴は?
木の種類などで家相に関して影響をもたらしていくと言われていますが、設置する木の選び方などだけでなく、植える方角で凶にもなれば吉にもなります。
自宅の敷地内で樹木が鬱陶しいと感じているほど茂っている時もあるかと思いますが、実は見た目でも悪影響を与えています。
どこに設置してもいいというわけではなく、運気を呼び込むことができる方角に適度な数だけ植木をすることによって、凶だった内容を吉へと転じていくこともできます。
例えば、南から西の方角へ植木をすると夏場には強い日差しが注ぎますが、それを効果的に遮っていくことが可能となります。夏の暑さを避けながら運気を呼び込むことができるでしょう。
そして防火樹と言われる木を植えることによって、不動産などに影響を与えるリスクを軽減することができます。山茶花などを植樹することによってより運気をもたらすこともできるでしょう。
具体的な植木の種類
植木をこれから検討していこうとする時には種類にこだわる必要があります。運気のいい種類と悪い種類がありますので、事前に情報を把握してから植えなければ家相においてマイナスとなってしまうので注意しなければなりません。
運気のいい陽木として扱われているのがつつじやナツメなど、反対に悪い運気をもたらす凶木として芭蕉やソテツなどがあります。そして家を覆うような巨木や垂れていく木も凶木となるので選ぶ際には注意が必要です。
方角などで運気の良し悪しが出てきますので、縁起の良い木を植えていくことが重要となります。
吉の植木
例えばナンテンやオタフクナンテンは難を転ずると言われており、吉木と言われています。ポジティブな語呂合わせが運気を呼び込むことができると言われていますが、他にも種類があります。
センリョウは金運の向上に向いていると言われており、富貴や裕福といった花言葉があります。正月に活ける機会もあり、赤い実を初冬に熟していきます。ただし日差しの強さで葉やけしてしまうこともあるので、植える際には十分に注意しなければなりません。
マンリョウも財産に関する運気を引き上げると言われており、社会から尊敬を集めていくと言われています。
凶の植木
吉と言われる植物とは反対に植えると運気を悪化させる種類もあります。
例えばキリは家相においては縁を切ると言われており、その語呂合わせによってマイナスイメージをもたらしています。
縁起が悪いと考えられているのは他にもあり、子孫が途絶えると考えられているイチジクや手足を患うと考えられているソテツ、さらに身が割れるザクロも運気を悪くすると言われています。
【家相】方角別!植木を植えると吉?凶か徹底検証
様々な植物の中から決めた後で植える方角を決めなければ運気をしっかりと呼び込むことができません。方角によって陽の光を遮ってしまうこともありますので、縁起のいい種類の植物を植えていくようにしましょう。
特に金運などを上げるセンリョウなどがいいと言われていますので、自宅の微睡などと比較しながら決めていくといいでしょう。
家を覆ってしまうような巨木になってしまったり季節や時間とともに枝が垂れ下がっていくような木々は凶と言われていますので、選ぶ際には注意しましょう。
各方角で吉凶それぞれの理由があり、注意しなければならないポイントもあります。
北
植えることによって冷たい北風を除けていくことが可能です。
槐(エンジュ)や竹といった大きめの木を植えると良いでしょう。しかし赤い花が咲く植物は火を連想させるため凶と考えられています。
北東
鬼門の方位と言われている北東ですが、この方角へ植えると日陰が悪い運気をもたらすことがあります。
陰気が発生すると言われていて、難を除ける点ではヒイラギや梅などを植えるようにしましょう。
東
東は木の気を持っており、樹木することによって運気をアップさせることができます。
ツバキやクコを植えることによって出世を後押ししていきます。しかし白や黄色い花が咲く種類を選択すると悪い運気をもたらすこともあると言われています。
南東
木の気を持っている方角ですが、樹木が運気を高めていきます。
桃やクコの木、アジサイなどを植えると良いと言われています。まっすぐ伸びていくものが最も良いと言われていますが、くねくねと伸びていく種類は運気を悪くします。
庭木では適合方位というものがあり、人体へ影響を与えると考えられてきました。草木や樹木よりエネルギーが発せられ、薬のような感覚で病気などにかかった際には回復するとも言われています。
小さな庭だったとしても、自然の気を引き出していくことができます。地場の精気も受けることができると言われており、家を覆わず柳のような垂れ下がった状態の木を選択しないようにしましょう。
南
南ならば高い木でも問題なく、椿や梅そしてナツメなどが該当します。
しかし白い花が咲くとマイナスになるため、基本的に運気を下げてしまいます。
南西
家庭菜園などで使える低植物などが理想的で、ナツメ・モクセイなどが該当します。
なお大木を植えてしまうと健康運に対して悪影響となります。
西
クチナシなどは良いと言われていますが常緑樹は凶となります。
また赤い花が咲く草木を植えても凶となるので注意しなければなりません。
北西
ニレや柿などは吉と言われていますが、赤い花が咲く植物は凶となります。
【家相】植木を切ってはいけない方角はある?
植木を切ろうとする時、鬼門へ行ってしまうような状態ならば危険です。
もしも切る際に鬼門や裏鬼門に向かって切ってしまう時には、運気のいい方角へ一旦小庭を作るといいでしょう。そこへ植え替えて伐採することによって運気を維持することができます。
【家相】果樹を植えるのはOK?
家相から見て果樹がおすすめできない理由
自宅敷地内に果樹を植えるのは基本的には凶と言われています。
とりわけ桃や柿など甘い実を付ける植物は避けた方がいいと言われていますので、極力避けるようにしましょう。
具体的にどんな果樹がおすすめできないか
松などは基本的には甘い柑橘系の実をつけることがないため、家相においても非常に良いと言われています。
果樹を植えてもOKなケースは?
例外として、敷地の外にある農地などで果樹園に果物が実るのは基本的には問題ありません。
色々な種類の植物を植える必要もあるため、基本的には影響がないと言われています。
まとめ
家相は植木も大きな影響をもたらすので、しっかりと間取りなどと比較しながら決めていく必要があります。
植木は時に家相においていい意味で効果をもたらすことができますが、人によっては運気が悪い植物も捉え方で変わることもあります。