土地の形は様々で、時には三角形のような形になっていることもあります。その中で自宅を建設することもありますが、家相に関しても大きな影響を与えることがあります。
生活を送る上で家相が与える影響や水回りなどの部屋をどのようにして設置していくかを把握しながら、理想的な家を建設する必要があります。
三角の土地は家相から見て良くない?
三角形のような土地というのは風水でみると凶と考えられており、そこへ建物を建設すると大凶という暗示がでています。
家相でも同様のケースが考えられており、鬼門などのライン上などを判断しながら運気を乱していくと考えられています。
三角の土地に対しては、基本的には長方形の建物を建設しなければなりません。また敷地に余裕がある時には、車庫などを作りながら家相においてマイナスになってしまう欠けが生じないように配慮しなければなりません。車庫などを作ったとしてもマイナスになってしまうので、三角の角の部分に対応策を講じるようにしましょう。
例えば、植木を植えてみたり花壇を作ると運気をあげることができます。木を植える時は敷地内で余裕をもたせていき、成長してもスペースを取らないように考えながら決めていくようにしましょう。
また角の部分に対して水晶を設置するのも効果的で、土地の気を向上させる効果を持っていると言われています。
敷地が非常に狭いので花壇などを作れない時には水晶を設置するといいでしょう。角が増えてしまうと家相ではストレスが溜まっていく暗示が出ていますので、極力角を減らすようにしましょう。
【家相】三角の土地のデメリットは?
三角の土地が持っているデメリットが色々とあり、購入時などである程度把握しておかなければなりません。
角が立つと考えられている
変形した土地というのは凶相と家相では考えられており、三角形の土地は特に大凶と考えられています。
三角ということは角が立ったり、吐出しているという考えを持っているためです。
無駄なスペースができてしまう
角が尖った土地へ長方形もしくは正方形の家を建設すると、無駄なスペースを生みやすくなってしまい、敷地に対しても大規模な家を建設することができません。
面積を極力確保しようとするとしてもどうしても凸凹が多くなるので、家相ではマイナスになってしまいます。
落ち着いた家を建設できない
家相でプラスとなるのは長方形などの家で、三角形の土地に建設すると凸凹ができてしまうので悪いと考えられています。
大きな変化を嫌う家相の中でも、長方形もしくは正方形の家は理想的な家と言えるでしょう。
しかし凸凹が多いと気の流れが乱れてしまい、不安定かつケンカが絶えない凶相の家となってしまいます。
【家相】三角の土地に住む!注意点やポイントは?
それでも三角形の土地にどうしても住みたいと考えた時に、注意点やポイントをしっかりと把握しておかなければなりません。
坪単価が安いだけで判断しない
三角の土地というのは買い手がつかないことも多く、安く販売されていることもあります。これは独特の形状となっているためで不動産屋も坪単価を安くしていることが多いです。
もしも坪単価が安くて土地の購入費用をこれで節約できると考えている時には、とにかく下調べを行うようにしましょう。土地評価もぐっと下がってしまい、売却時などで困難です。
交通の便がいい土地を選択する
どうしても三角の土地は安いため、交通の便が悪い場所に点在していることも少なくありません。
そこで条件がいい土地を選択できるように色々と調べておく必要があります。
設計などに制限が出てしまう
間取りを考えていく中で、三角の土地だと設計に関して制限が出てしまったり資産価値も非常に低くなります。
設計で土地の形状を活用した家を建てられることもありますが、キッチンやお風呂などでしわ寄せが来ないように対応する必要があります。
家具などの配置にも注意する
家相では家具などを配置する時にも鬼門や裏鬼門に触れてしまうことがありますので、特に注意しなければなりません。
ダイニングテーブルなどの大きな家具は特に危険で、デッドスペースが増えるからと鬼門や裏鬼門に該当する方位に設置する可能性もあります。
【家相】三角の土地の家!おすすめ間取り3選
交通アクセスが非常にいい家
出典:黒柳建設
【間取りの特徴】 屋根裏収納も多く、吹き抜けもしっかりと構成
【おすすめポイント】 交通の便が非常にいい土地で、三角の土地ながらも間取りがしっかりしている
【広さ】 94.2㎡
日照や通風に対して効果的な家
出典:リストグループ
【間取りの特徴】南に大きな窓が用意されており、7箇所から常に明るい光が入る。
【おすすめポイント】爽やかさが充実している空間で、通風に関しても意識している。2面に窓を設けており、1階と2階それぞれで効果的な通風を期待。
【広さ】75.69㎡
テラスを設けて運気を維持する
出典:すまいズ
【間取りの特徴】明るさが十分なだけでなく、ロフトを収納スペースとして活用できるほどスペースを確保。
【おすすめポイント】子供部屋も確保されているだけでなく、クローゼットや寝室などを無駄なく設置。回遊先導線となっており、各部屋の行き来も便利な構成。テラスを中心に構成されており、明るさを増したり水回りをデッドスペースに配置。
【広さ】 156.79㎡
三角の土地以外でおすすめの形の土地&家相の悪い土地はコレ!
L字型の土地
L字形の土地や建物は、欠けができてしまってマイナスになってしまうと言われていますが、黄金比を活用して長方形の建物を組み合わせていくと効果的です。
運気が安定した建物となりますが、L字型最大のデメリットとなっている欠けについては、組み合わせてクリアーすることができます。
多角形の土地
特にコ字形の建物をみていくと、自宅の中心がどこになるか分かりません。
また建築上構造面から見ても非常に不安定となるので、家相でも結果としてバランスが崩れてマイナスになってしまうことがあります。
気の循環にも影響しており、精神面で不安定な状態になってしまうこともあります。対策として、長方形もしくは正方形の建築物にするか水晶玉を設置するとバランスを整えることができます。
四角形の土地
基本的にはバランスが取れていますが、対応策を講じるならば敷地の四隅や中央部に水晶を埋めると効果的です。
浄化や気の流れを整えていくだけでなく、徐々に土の力を高めていきます。
五角形の土地
変形敷地は基本的に家相ではマイナスになってしまいますが、欠けや張りが出てしまう六角形などの土地はベランダなどを設置して家相を改善していくようにしましょう。
家屋の周りなどに通路が十分確保できている時には、木などを植えてパワーを借りながら家相をアップさせていくようにしましょう。
台形の土地
形が悪いので対応策としては建築物を長方形もしくは正方形にして建てていくようにしましょう。
これで方災を避けながら欠けなどのエリアを排除していくようにしましょう。
【家相】どんな土地がおすすすめ?
太陽の光がたくさん入る土地
常に日差しが差し込んでくる土地は家相においてもプラスとなっており、間取りを考える上では重要なポイントとなっています。
家の中へ光を取り込める
家の間取りを考える時に太陽の光をしっかりと日々の生活で家の中に取り込んでいけるかはポイントとなっており、家相でも自然の光が取り込める家はプラスです。
特にバランスよく陽の光が入り込んでくる状態ならば吉相とされており、冬場は精神の安定もしくは家の殺菌においても効果を期待することができます。
南側で余裕が土地
南側は陽の光がしっかりと射し込んでくるので、もしも東南の角地や南側でいびつな形をしていても問題なく購入して良いでしょう。
南側で陽の光が射し込んでくると風通しの状態も改善されるので、日々の生活を快適に過ごすことができます。
まとめ
三角形の土地が時には不動産屋から販売されていることもありますが、家相においては安値で売買されているだけに運気を大きく乱すことがあります。
極力四角形の建築物を建設することが重要ですが、水晶の設置や花壇などを作ることで対応することも可能です。
適宜検討しながらベストな状態へ家相を改善させていくようにしましょう。