門を作る際に吉相となる方位と凶相になる方位があります。吉相に建てるのは難しくても、凶相にならない位置に門や玄関を設置することがポイントになります。
吉・凶の方位をしっかり押さえて運気アップにつなげましょう!
家相と門は関係あり?
家相では、門は外界とつながる社会的にも重要な場所とされています。門を吉相となる方位に作ることで、家の中に良い気を取り入れることができます。
凶相にならない方位を選ぶことが大切ですが、常に門や玄関まわりをキレイにしておくことが大切です。汚れたままにしておくと家族の健康に悪影響がありますから、常にキレイな状態に掃除するようにしましょう。
【家相】門扉の吉&凶相の方位はドコ?
家の外とつながりのある門は、社会的な吉・凶に関連性があります。
方位によってはご主人の仕事運などにも関係してきますから、どの方位を向いているのかご確認ください。
【家相】門の吉方位
門の吉方位として、東南の門、南の門、北西の門、東の門の順番となります。
東南の方位に門を設置するのがベストですが、ほかの間取りとの兼ね合いで吉方位に設けるのが難しい場合は、南や北西をご検討ください。
~東南の門~
日の光が入る方角であり、太陽光には不浄なものを殺菌する作用があります。
家庭面としては、家族関係に良い影響が出て家庭生活が円満になります。
東南に門を作ると、家に来客が増えて人付き合いが円滑になると言われます。
~南の門~
才能や美容を司る方位なので女性に関連性があります。
南の門をキレイにしておけば、奥様はいつまでも美しくいられるとのことです。
縁談、結婚などにも影響のある方位であり、吉相だと良縁に恵まれ幸せな結婚生活を送ることができます。
~北西の門~
ご主人が上司や目上の人に認められ、社会的な引き立てを受けると言われる方位です。
この方位が吉相だとビジネス面で活躍できます。
商売をしている家や営業の方などは、北西に門を作ると良さそうです。
~東の門~
外から情報が入ってくるとされる方位です。
東に門を構えると、家庭内に良い知らせが届きやすくなるでしょう。
【家相】門の凶相の方位
家を建てる際に「表鬼門」と「裏鬼門」は凶相とされています。表鬼門は家の中心から見た北東、裏鬼門には南西が該当します。
また「家族の十二支方位」と言って、特定の家族だけが関わってくる方位があります。
~表鬼門の北東~
北東は「丑寅の方位」であり、表鬼門として知られています。
表鬼門を汚れたままにしておくと、家族に健康上の悪影響が出るおそれがあります。
~裏鬼門の南西~
南西は「未申の方位」であり、裏鬼門の方位です。
裏鬼門が凶相となった場合は運気が不安定になります。
家相では、門を作る場合に「北東の表鬼門」と「南西の裏鬼門」を避けて作るのが良いとされています。
~家族の十二支方位~
家族の十二支方位とは、それぞれの家族の生まれた年の十二支の方位です。
十二支方位は家族の健康運に関わると言われています。
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」で、これらの方位に該当する十二支生まれの家族が不運に見舞われる可能性が高くなります。
表鬼門や裏鬼門は家族全員が該当する凶相ですが、十二支方位は該当する人だけの健康状態が悪くなります。
家族に病人が出た場合などは十二支方位が悪いかもしれませんから、その方角にトイレなどの不浄物を配置しないことです。
【家相】門と玄関の位置のポイントは?
家相では、門と玄関の位置関係は重要です。
門や玄関は外部とつながりのある箇所ですから社会的な運気に影響します。
門は大きく作ればいいというわけではないため、玄関とバランスが取れるように作りましょう。
門なしの玄関
門なしの玄関がありますが、門がないと家の中が不安定になります。家の大きさに見合った門を作ることをおすすめします。
門と玄関が一直線
門と玄関を一直線上に配置することは避けてください。
家相の問題以外に、門と玄関を一直線上に配置すると外から家の中が丸見えです。防犯上も望ましくありませんから、門と玄関を少しズラして設置することをおすすめします。
門と玄関が離れすぎていて見た目が悪い場合は、植栽などを加えるとバランスが良くなります。
門が二箇所にある場合
門を二つ設置すると、家族間がギクシャクし家庭内で対立が起こると言われています。
勝手口(裏口)を作る場合は、正門より大きくしないように気をつけてください。
駐車場の位置
門のそばに駐車場を設ける場合、道路との関係で凶相となってしまう場合がありそうです。
ほかにも車庫の関係で門が作れなかったり、玄関の前に車庫を設けて玄関が暗くなってしまうケースもあります。
最初に門や玄関の位置を決めてから凶相にならないように車庫を配置するのがよいでしょう。
まとめ
家相では、門扉の方位が重要なポイントとなっています。
門と玄関を一直線上に並べることは避けるようにし、常にキレイに保つように心がけましょう。
家相を気にしすぎて住みにくい家になってしまうのでは逆効果ですから、上手に取り入れて運気の上がる家にしてください。