自宅の中心から様々な方角をチェックしていき、窓や玄関などが運気をもたらす方角にあるか風水などで見ていくことがあります。とりわけ鬼門に該当する箇所に水回りなどが存在する時には運気が悪いと言われてしまうこともあります。
その中で家相の中で自宅の中心部に運気が集まるように配慮したいと考えている人も少なくありません。自宅の中心に置いて問題ないものかどうか、風水などでチェックしておくといいでしょう。
家相の中心って何?
家相を占っていく中で、自宅の間取り図をチェックすることとなります。その時に自宅の中心部をチェックすることがありますが、方角を決めていく際に非常に重要なポイントとなります。
家相の中心とは
家相では自宅の方角をチェックしますが、中心部を特定する必要があります。家相や風水において家の中心が非常に重要で、方角や方位をチェックする中で基準となります。鬼門などもチェックすることとなりますが、もしも中心が少しズレてしまうと運気が大きく変わります。
鬼門などに影響するため全然違う結果を出しかねません。例えば2階建てだとそれぞれの階で中心を求めなければならず、運気のチェックを行います。
中心の出し方は色々とありますので、方法を理解しながら家相に生かしていきましょう。
家相の中心って重要?
まず家相を見ていく中で八方位というものがありますが、これは東西南北や間の東南と北西、そして北東と南西となります。それぞれの方向から線を引いていき、全て中心を通っていくのが自宅の中心部となります。
東西南北で見た時に正中線という中心線と、東南と北西そして北東と南西を結んだ四隅線という中心線があります。そして北東と南西では鬼門線というものがあり、鬼門の方位となっています。家相の中心というのは自宅の重心とも言えます。
そのため家相の中心を定める際には、ここから運気を良い形へ変えていくように意識するように考えてください。
家相の中心は階別に求める?
家相を占う際に必ず中心は各階でそれぞれ求めなければなりません。各階の運気を維持していくために、それぞれ運気のいい方角へ部屋を設置しなければ、自宅全体の運気にも影響が出てきてしまいます。
求め方は最初に東西南北の方角をチェックしていきますが磁北を使っていきます。磁石を活用して計測する時には、磁力が影響を及ぼしてしまうことがあります。
諸説ありますが、中心部は的確にチェックするようにしてください。中心部は構造躯体をみていき、外壁から求めていくのが一般的です。
もしも出窓や壁がないテラスなどを設置している時には、そこは含めなくて構いません。吹抜をみていく際には、構造躯体では内側となりますので含めるようにしましょう。
複雑な間取りだと面倒になり間違いを起こすこともあります。専門家に頼りながら家相の中心を求めていくようにしましょう。
【家相】家の中心の出し方は?
簡単に中心が出すことができる計算方法がありますが、家相の中心を求める時には間取りをチェックします。そして内容によっては難しくなりますので、しっかりと間取りを見ていくようにしましょう。
例えば水回りをみていく時に、1階だけでなく2階まで伸ばしている時には、それぞれの方角をチェックしながら計算しなければなりません。給水管などの配管方法やエリア、さらに住む目的によっては悪影響をもたらすことがあります。
基本的に自宅の重心が中心点となりますので、バランスが取れるところが重要です。自宅の間取りで対角線の交点を求める時には凸凹があるとずれます。図面を縮小コピーして、それを厚紙に貼って計測するようにしましょう。
建物の形へ切り取っていき、内容をコンパスなどの先端がとがっているものに乗せます。そしてバランスがしっかりと取れるところが中心点となりますので、色々と試していくといいでしょう。
【家相】家の中心に置いてはNGなものは何?
水回り(トイレ、お風呂、キッチンのシンクなど)
生活で最も重要とされる水回りは、キッチンシンクなどは直接の日光を受けないように位置や通気ができる窓を設置することが重要です。換気がしっかりとできなければ運気が乱れてしまうことがあるので、対処を的確に行わなければなりません。
その中でトイレは窓を設置することができないので、中央に設置すると水や換気が悪くなってしまいます。カビなども発生するので、家相上最も悪い結果を招いてしまいます。トイレの設置場所を検討する時に、どうしても一番最後になってしまうケースが多いです。
敷地が狭い時は場所を考えて極力中心にならないようにしましょう。
階段
家の中心に設置したリビングに対して階段を置こうとする人も多いですが、そのような間取りだと運気が巡ってきません。家相上ではNGです。階段の登り口をチェックした時に、中心部にかからないようにしなければなりません。
建物の中心より最低でも半径2メートル以内に階段を作らないことが重要です。デメリットとして窓がない状態となり、転倒事故が多くなってしまったり筒抜けとなるので、プライバシー保護にも影響します。
こうなると深刻な事故に見舞われる運気にも影響するので、建物の外周に設置するようにしましょう。
吹き抜け
最近の住宅をみると吹き抜けを設置している物件を非常に多く見られます。天井から自然の光を注がせて開放感を味わうことができます。
昔の家相の考え方を見ていくと、吹き抜けは縁起が悪いと言われていましたが、吹き抜けは凶相と考えない人が増えています。
光熱費がかかったり異音や異臭が広がるといったデメリットもありますが、家相では気が充満しないで抜けていくとも考えられます。自然の光は運気を高めると言われていますが、ライフワークとともに検討してもいいでしょう。
家相で吹き抜けはしっかりと光が当たる場所であれば問題ありませんので、家相上効果的な間取りにしましょう。
坪庭
坪庭が家の中心になる時、凸凹にしていると運気が悪くなります。家庭内で円滑さがなくなっていくこともあり、構造も不安定になります。
というのも中心に坪庭があるということは重心がずれてしまう点が危険です。中心も鬼門の方へ流れてしまうことがあるので、家を購入する時にはスッキリしている形状になっている方が理想的です。
まとめ
家相の中でも中心は運気が集まる場所になっています。中心を見つける際には、間取りをチェックしながら模型を自分で作るのもいいですし、鑑定士などに依頼をしてもいいでしょう。
正しく中心を見つけて、間取りを階段などに気をつけながら設計をしていくようにしましょう。時には運気を大幅に下げてしまうこともあるので、注意しながら決めていくようにしましょう。